2016年3月30日水曜日

[ネットランナー]ロロステさんのネットランナーイベント

こんにちわ!

久々感ありますね!

今回は(昼休み終わっちゃうので)簡単に今週のネットランナーイベントを紹介!

まずは、明日の31日。
秋葉原のロール&ロールステーションでアンドロイド:ネットランナーを遊ぶ会が開催されます!



これは、ティーチングとか、大会はちょっと・・・でもネットランナーで遊びたい!的な人向けのイベントな感じですかね。
もちろん、大会に向けた練習をしたい人も全然参加OKでしょう!

ロール&ロールステーションさんには、まだ完全日本語版の在庫があったと聞きますし、興味がある人は購入ついでにルールを教えてもらったりするといいんじゃないでしょうか?


(ちなみに、僕は諸事情につき参加できません)



さて、お次は、大会です!

同じくロロステさん主催の第2回アンドロイド:ネットランナー大会!



こちらは、 4月2日土曜日開催!

構築制限は、前回と同じですね。

コアセット限定大会なので、使えるカードの種類によるデッキの差が出難い今のうちから大会慣れしておきましょう!

拡張セットが出てしまうと、その辺の差が開いて、気持ち参加しにくくなりますからね~。


そうそう、拡張セット出るらしいという噂も出始めましたからね・・・!!!


そんな事情もありますし、どちらのイベントも、お気軽にご参加いただければと思います~。

2016年3月24日木曜日

[Cthulhu Wars]クトゥルフウォーズで勝ちたい!

はーい、全国の狂信者の皆さん。

ハスターの崇拝者の綾羽です。

今日は、全く需要があるかどうかわからないけど、
「少なくともルールを理解している」人向けの戦略を練るための覚書を公開するよ。

ゲームの雰囲気のレビューや、ルールなんかに関しては、僕は一切やる気がないので、ほかのHPに行って調べてね。

もう一つ注意点を上げておくと、これは僕の主観に基づいて書かれた記事だから、
受け入れがたいことが書いてあっても、「まぁそういう考え方の人もいるのね」と流してね。


1、クトゥルフウォーズで勝とう!

さて、大前提として、何のためにこんな記事を僕が書いてるのか、あるいは貴方が読んでいるかって、
そりゃクトゥルフウォーズで勝ちたいからっすよね。

少なくとも「トップ争いに参加したい」くらいの気持ちは持っていてもらいたい。

そして、勝ちたいなら、まずはこの2点をしっかり把握しましょう。

・ゲームは大体5~6ターンで決着する
・(最終的に)Doom Pointの多いプレイヤーが勝つ

1つ目の5~6ターンがゲームの長さだというのは、ルールブックにもちょっと書いてありましたね。
割と短いゲームなんだという認識はしっかり持っておきましょう。

6ターンもあれば、ゲーム終了フラグのいずれかが立つんですよ。
(つまり、一定回数のRitual of Annihilationか、Doom Pointが30点に到達)

そして重要なのは2つ目。
当たり前のことですが、勝利点の多いプレイヤーが勝つわけです。

いいですか?
ユニットを一番多くコントロールしているプレイヤーが勝つわけでも、支配領域が多いプレイヤーが勝つわけでもないんです。
Doom Pointが多いプレイヤーが勝つんです。

このDoom Pointですが、大きく分けて3つの方法で入手できます。

A: Doomフェイズに支配しているゲートの数
B: Ritual of Annihilation
C: Elder Sign

これ以外の方法では、基本的にはDoom Pointは入ってきません。

いくら内政に力を入れて、ユニットの数を増やしても、ゲートの支配の助けにはなるかもしれませんが、直接的にDoom Pointにはならないことはきちんと理解しておきましょう。

2、Doom Pointの集め方

さて、各要素を順番に見ていきましょう。

まず、Aですが、全てのプレーヤーに大体2~4点毎ターン降ってきます。
1ターン目にはDoomフェイズが存在しないので、4~5回得点できるはずです。
ここで、振れ幅が大きいですが、8~20点獲得できるようになっているわけですね。

次にBです。
Ritual of Annihilationは、ゲーム終了フラグの役割も兼ねており、プレーヤー数の2倍の回数のRitual of Annihilationが行われると、そのDoomフェイズでゲーム終了です。

換言すれば、クトゥルフウォーズは、各プレイヤーに2回のRitual of Annihilationの機会を与えています。
そして、その権利の奪い合いをしているわけです。

割と勘違いしているプレーヤーが多いですが、
クトゥルフウォーズは、Ritual of Annihilationを3回以上行うことを目指すゲームといっても過言ではありません。

出来れば、ゲートを3つ以上支配しているなら、あるいは、ゲートの数が少なくとも、GOOを召喚しているなら、
積極的にRitual of Annihilationを行いましょう。

呪文書のためにパワー残しておきたい・・・という場合は別ですが、
内政のためにパワーを使いたい場合は、ゲートの数を2つは多く獲得しないと遅れが取り戻せないと思ってください。

例: ゲートを3つ支配している場合のDoomフェイズ中に獲得できるDoom Point(ゲートの支配数+Ritual of Annihilation)

Ritual of Annihilationを行う場合:
このターン6点、次のターン6点(合計12点)

Ritual of Annihilationを次のターンに先送りにする場合:
このターン3点、次のターン6+増えたゲートの数*2 (合計9+増えたゲートの数*2)

ゲーム中1人当たり2回のRitual of Annihilationの権利を他人に渡してまでやりたいことかどうかしっかり考えましょう。

ゲーム中、このRitual of Annihilationで獲得できる点数は、

  • ゲートから4~9点
  • GOOからElder Signを1~3個

といった感じでしょう。

おおよそ10点分の要素と考えてもいいんじゃないですかね。


最後にCのElder Signです。

A、Bの得点要素と異なり、Elder Signの取得条件は、各勢力ごとに大きく異なります。
みんなRitual of Annihilationを通じて1~2個は、獲得できるのですが、それ以上を得ようとすると、
勢力ごとの指針に沿った動きをする必要があります。

また、Elder Signの取得は、ほぼ唯一のDoomフェイズ以外での得点源です。

したがって、このElder Signの取りやすさが、各勢力を使いこなす為の難易度といっても過言では無いかと。

さて、繰り返すようですが、A、Bの要素は、全員に共通の得点要素なので、
(勢力争いが拮抗しているなら)ほとんど差はつけられませんが、

Elder Signの取得条件は勢力ごとに異なるため、最終的な得点の差に大きくかかってきます。

そのため、できるだけ多くのエルダーサインを取れる戦略を積極的に組み立てましょう。

例えば、

クトゥルフ・・・早めに召喚して、敵陣に殴り込みをかけて殺してもらい、再召喚。
黄の印・・・早めにハスターを召喚して、The  Third Eyeを利用する。
黒山羊・・・早めにシュブ=ニグラスを召喚して、Blood Sacrificeを使用。
這い寄る混沌・・・ニャル様の護衛を用意しながら、敵の旧支配者を狩りに行く

などですね。


3、ゲームスケジューリング

実際にはどんな感じでゲームを進めていけばよいのか。

まずは、ゲームデザイナーの想定するゲームスケジュールを確認しておきましょう。

ピーターセンのデザインコーナーを眺めていると、彼の想定するストラテジーは、大体以下の通りです。


  • 1ターン目


1個のゲートの建造と、護衛用の神話生物の召喚
あるいは、2個のゲートの建造
2ターン目のパワー10以上を目指す


  • 2~3ターン目


旧支配者の召喚と眷属の召喚
追加のゲートの獲得


  • 4~6ターン目


Ritual of Annihilationの実行
ゲートの奪い合い


特に、多くの旧支配者は、2ターン目に召喚する戦略が想定されているように思われます。

また、這い寄る混沌の負け筋として「コストが重すぎるので、最後まで召喚できなかった」パターンに言及していることから、
多少大ぶりなアクションになっても早めに召喚することが推奨されているように思われます。


その辺を踏まえて、

僕の個人的な見解として、2ターン目の召喚が推奨される旧支配者は、

  • クトゥルフ、
  • ニャルラトテップ
  • ヨグ=ソトース
  • シュブ=ニグラス
  • ハスター
  • ラーン=テゴス

の5体。

そのうち、シュブ=ニグラスは、1ターン目もワンチャン、
ハスターは3ターン目に回しても良しみたいな感じですかね。

そして、3ターン目召喚が推奨なのは、

  • イタクァ
  • ツァトゥグァ

の2体。

そこから、4ターン目からRitual of Annihilationの競争が始まって、(スタートが早かった人がいたり)足並みがそろっていると5ターン目で決着。
出遅れた人がいると、6ターン目でRitual of Annihilationの回数制限でゲーム終了といった目算。

そういうゲームの流れが(おそらくデザイナーの意図する)王道的な展開だという事を踏まえて、
戦略を組み立てましょう。

そうすると、まぁ大体こんな感じになるかなーと

  ゲートの数 Ritual 合計 備考
1ターン目 1     ゲート造り
2ターン目 2~3   2~3 旧支配者の召喚
3ターン目 3   5~6
4ターン目 3~4 3~4 11~14 + 1 Elder Sign 殴りあい
5ターン目 3~5 3~5 17~24 + 2 Elder Sign
6ターン目 3~5 3~5 23~34 + 3 Elder Sign  


実際にはもっとElder Signが手に入ってる可能性があるので、遅くとも6ターン目には30点到達の人が出るのでは。


ところで、5ターン目のDoomフェイズで終了してしまう場合は、
4ターン目のActionフェイズが実質的な最期の行動となってしまいます。
そうでなくとも、5ターン目Actionフェイズでゲームが終わることは多いです。

マルチプレーヤーゲームの常として、敵認定されてボコボコにされるとゲームから脱落してしまう可能性はありますが、
報復されるまでにゲームが終わる可能性があるんなら、話は別ですね。


4ターン目からは、クトゥルフ「ウォーズ」の名の通り、積極的に戦争を吹っかけて、ゲートを略奪していきましょう!


能力を最大限に使って、大暴れするのがこのゲームの醍醐味ですからね!

というわけで、長々と書きましたが、まとめると以下の通りです。


  • 内政は直接点数に結びつかない
  • Ritual of Annihilationは積極的に行おう!
  • 旧支配者は早めに召喚しよう!
  • 4ターン目あたりからは、積極的に殴ろう!



よくよく考えると、
序盤のパワーはほとんど旧支配者に持っていかれて、
後半はRitual of Annihilationに持っていかれるので、
ずっと行動が制限されるようなもんなんですねぇ。


個別戦略は思い立ったら書きますが、とりあえず、この辺の汎用的なことは覚えておくといいかもです。

いあいあ!

2016年3月15日火曜日

[ネットランナー][大会]R&Rステーション主催 第一回アンドロイド:ネットランナー大会に参加してきました

先週土曜日に開催された、Role & Rollステーション 秋葉原店主催の第一回アンドロイド:ネットランナー大会に参加してきました。

レギュレーションは、
・コアセットのみ使用可(原語問わず、同一カードは3枚まで)
・NAPD MWL(今年の頭に発表された制限カードリスト)は不採用
というもの。

この制限を踏まえて製造プロデュースしたデッキがこちら~


Power of 3枚入り ~レアカードの舞踏会~


Total Cards: (49)
Identity:
1x <NBN: ニュースを生み出す/NBN: Making News>

Agenda: (11)
3x
<衛星広告の試行/AstroScript Pilot Program> (Core)
3x <臨時ニュース/Breaking News> (Core)
2x <優先請求/Priority Requisition> (Core)
3x <私設保安部隊/Private Security Force> (Core)

Asset: (5)
2x <メランジュ採掘社/Melange Mining Corp> (Core)
3x <PADキャンペーン/PAD Campaign> (Core)

ICE: (18)
1x <ロトターレット/Rototurret> (Core)
1x <チャム/Chum> (Core)
1x <ニューラル・カタナ/Neural Katana> (Core) ■■
1x <ウォール・オブ・ソーンズ/Wall of Thorns> (Core)
3x <データ・レイヴン/Data Raven> (Core)
3x <エニグマ/Enigma> (Core)
1x <ハンター/Hunter> (Core)
1x <マトリクス・アナライザー/Matrix Analyzer> (Core)
3x <トールブース/Tollbooth> (Core)
3x <ウォール・オブ・スタティック/Wall of Static> (Core)

Operation: (9)
1x <保管済みメモリ/Archived Memories> (Core) ■■
2x <人造労働者/Biotic Labor> (Core) ■■■■ ■■■■
2x <密告/Anonymous Tip> (Core)
1x <閉鎖口座/Closed Accounts> (Core)
3x <ヘッジファンド/Hedge Fund> (Core)

Upgrade: (6)
3x <燻製ニシン/Red Herrings> (Core)
3x <サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid> (Core)





Total Cards: (45)
Identity:
1x <ガブリエル・サンチャゴ:完璧なプロフェッショナル/Gabriel Santiago: Consummate Professional> (Core)

Event: (19)
3x <口座の吸い上げ/Account Siphon> (Core)
2x <カモ/Easy Mark> (Core)
3x <偽起動指令/Forged Activation Orders> (Core)
2x <侵入/Infiltration> (Core)
3x <内部犯行/Inside Job> (Core)
3x <特注/Special Order> (Core)
3x <確実なギャンブル/Sure Gamble> (Core)

Hardware: (7)
1x <アカマツ・メモリーチップ/Akamatsu Mem Chip> (Core)
2x <サイバーフィーダー/Cyberfeeder> (Core) ■ ■
3x <デスペラード/Desperado> (Core)
1x <レムリア・コードクラッカー/Lemuria Codecracker> (Core)

Program: (10)
1x <コローダー/Corroder> (Core) ■■
1x <データサッカー/Datasucker> (Core)
1x <ゴルディアン・ブレード/Gordian Blade> (Core) ■■■
2x <メディウム/Medium> (Core) ■■■ ■■■
2x <クリプシス/Crypsis> (Core)
1x <ファム・ファタル/Femme Fatale> (Core)
1x <スニークドアβ/Sneakdoor Beta> (Core)
1x <ニンジャ/Ninja> (Core)

Resource: (9)
3x <銀行作業/Bank Job> (Core)
2x <隠れ家/Crash Space> (Core)
2x <囮/Decoy> (Core)
2x <アーミテージ式コード破壊/Armitage Codebusting> (Core)


1箱に1枚しか入っていない、超強力カードの<サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid>と、<デスペラード/Desperado>を3枚積もうがコンセプト。
あ、2枚しか入っていないカード類も、当然のように3枚積めます!

NAPD MWL入りしてるカードも、ガッツリ入れさせてもらいました。
卑怯もラッキョウも大好物だぜぇ!!


一応、簡単な解説を入れておくと、

コーポ:
ファストアドバンスに全振りしたデッキ。罠やフラットラインは考えない。
でも、罠はあるかもねって感じでプレイしましょう。(当たり前ですが)
<サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid>や、<人造労働者/Biotic Labor>から、<衛星広告の試行/AstroScript Pilot Program>を連続で得点化してワンサイドゲームを決めるのが目的。

ランナー
強いカードを上から順番にデッキに入れたので、アイスブレイカーを揃えて、お金を貯めてラン。
<口座の吸い上げ/Account Siphon><偽起動指令/Forged Activation Orders>を使って、コーポクレジットをうまいこと削ごう。
NBNやウェイランドには、<隠れ家/Crash Space><囮/Decoy>を張って、フラットラインはさせねーぞという感じ

そんなわけで、日本語版環境ニュージェネレーションの大会に集まってくれたのは、僕を含めた7人。

割と少なかった(

とはいえ、初めて見る?人もいたので、確実に布教は進んでるかなーと。

7人ということは、スイスラウンド3回戦です。


1戦目 VS スターケバブ ○○ おいしい

あ、バイです。
僕くらいになると、対戦するまでもなく勝っちゃうですよね。
観戦しつつ、お腹がすいたので近くにあるスターケバブさんのところまでケバブを食べにいってました。
ストレート勝ちが他にいなかったので、僕が暫定トップに(

2戦目 VS N氏 ○○

まさかでもないミラーマッチ。
とはいえ、<サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid>を守りながら連続で計画書を取ったり、<ガブリエル・サンチャゴ:完璧なプロフェッショナル/Gabriel Santiago: Consummate Professional> の能力で比較的安くHQ攻めたり遠隔サーバー潰してたら勝った。

英語版からの経験者だったようで、拡張のカードの話題でちょっと盛り上がりましたw

なお、追加で引き込んだ<サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid>と、<デスペラード/Desperado>は手札でダブついて邪魔になって捨てた(

3戦目 VS 七氏さん ○○

おそらくフラットライン型のウェイランドとガブリエル。
この時点で、この日の最高のランナーは<ガブリエル・サンチャゴ:完璧なプロフェッショナル/Gabriel Santiago: Consummate Professional>で決定した模様(

ランナーサイドはフラットラインはちゃんと対策してあるし、アイス事故してたようなのであっさり決着。
コーポサイドは、<サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid>を守りながらの6点まで一気にスコアして、<臨時ニュース/Breaking News>を引き込んで勝ち。


というわけで全勝して優勝。



流石、最新環境で制限くらったカードは強いぜ!
そして、強いカードを沢山使ったデッキはカードは強い。


まぁプレイスタイルに合わないデッキだし、どっかで負けて2位くらいかな。そしたら、
「『3積み』なんて、『3箱買い』なんて、誰でも出来るもん…!何にもない…私には何にも…。」
って記事を占めよう。


なんて思ってたら、
『3積み』なんて、『3箱買い』なんて、誰でも出来るもん…!(迫真)
になりましたね・・・!

3箱課金すると、僕のコピーデッキが組めるぞ!!
買おう!

とはいえ、<サンサン・シティーグリッド/SanSan City Grid>と、<デスペラード/Desperado>は2枚でいいか―というのが回してみた感想です。ダブった時に邪魔(

2箱がお勧めです。


ちなみに、次回から僕だけ自主的にNAPD MWLに準拠したデッキで参加させられるようです
なので、特に影響の出ないデッキ組みます(


そう、お気づきの方も多いと思いますが、「第一回」と「次回」、この符号!

次回大会は4月の頭頃を予定しているようです!!!

詳しい日程は、Role & Rollステーション 秋葉原店の告知を待ちましょう~。

2016年3月9日水曜日

[Netrunner][ネットランナー]ロロステ主催の第一回アンドロイド:ネットランナー大会まであと少し

おひさです!

先週末のY.KATOさん主催のネットランナー初心者大会に参加の皆様、お疲れ様でした!

僕が、Ashes: Rise of the Phoenixbornをやってる間に4ラウンドが処理されていましたが、大盛況でしたね!


いやー、Ashesも面白いですね。今度買おう。

さて、そんな初心者大会ですが、何らかのバグで初心者フィルタをすり抜けてしまったあんがす氏が優勝されました。
おめでとうございます!

そんなあんがす氏は、プレイレポートを上げてくださっているので、様子が気になった人は見に行ってみましょう!




さて、いよいよ今週末は、ロロステの大会ですね!
 予約をしてない人は、早めに予約しちゃいましょう!

ちなみに、先日の初心者大会は、初心者だけで11人参加でしたから、定員の12名って意外とすぐ埋まっちゃうのでは・・・!(願望


僕は、一応デッキを組んでますが、ビギナーファーストの精神で、予約をまだしてませぬ(金曜日に申し込む予定

参加したいけど、予約が取れてしまうとそれはそれで・・・複雑な気持ちになりますね・・・。


2016年3月2日水曜日

[Netrunner][ネットランナー]コーポのデッキの組み方編

予告通り、今回はコーポデッキの組み方編だよ!

コーポのデッキは結構繊細だから、苦戦している人も多いのでは?

コーポデッキは各種カードのバランスが重要ですから、最初は戸惑うかもしれませんが、
一旦枚数の感覚をつかんでしまえば、割と簡単にデッキが組めちゃいます。

最終的なカードの枚数比なんかは自分のプレイスタイルに合わせて調節するとして、
ここでは、僕の考えるベーシックなデッキの組み方を紹介します。




Q:そのデッキ、どうやって勝つの?


どんなゲームでもそうですが、どんな勝ち方をするデッキを組みたいのか、をはっきりさせておくことは重要です。
特にコーポのデッキは、4種類(或いは5種類)のデッキタイプがあるといわれています。

というわけで、あなたはどんなデッキが組みたいですか?





さて、謎のフローチャートの終着点は、標準的なデッキタイプになっています。

以下で、デッキタイプの解説をしましょう!

(英語のテキストサイトを参照する人用に、英語表記もしておきました)



グラシアス(Glacier)

直訳すれば、氷河デッキというのですが、
これは、アイスをいっぱい配置することから来ています。

重たいアイスで厳重なサーバーを作って、高得点の計画書を開発するタイプのデッキです。
デッキの主要な要素は、アイス!金!計画書!

ファストアドバンス(Fast Advance)

計画書のインストールからスコアまでを1ターンの間に終わらせる、いわば速攻デッキです。
FAなんて略されてることもあります。

どのカードが該当するとかはあえて言いませんが、
例えば、計画書の開発要件を下げたりクリックを増やしたり、はたまた、計画書の効果でクリックを消費せずに開発を進めたり・・・。
開発をサポートするカードを多めに入れて、簡単に開発できる計画書を中心に得点化していきます。
上のグラシアスと比べると、遠隔サーバーの守りを強固にする必要がないため、アイスの枚数が少なめでも大丈夫です。

フラットライン(Flatline)

みんな大好き、《焦土/Scorched Earth》を2連打して勝つデッキです。

え?《焦土/Scorched Earth》の効果をご存じない?

そんな方は、手元にタグを用意してからウェイランドのカードを調べてみましょう。

必要なカードは、タグをつける方法と、金と《焦土/Scorched Earth》。
後は最低限手札に引き込んだ計画書を得点化できるように、アイスを気持ち多めに入れたり、上記のファストアドバンスと組み合わせたり。

ランナーを突然死させることができるので、大人気のデッキです(

シェルゲーム(Shell Game)

計画書のように開発できる待ち伏せ属性の資財や、《罠!/Snare !》を駆使して、大量の遠隔サーバーを作ってランナーを翻弄するデッキタイプです。
各コーポの待ち伏せカードをかき集めてきましょう!

基本的なターンの動きは、
・新規遠隔サーバーを作って開発+開発
・新規遠隔サーバーを3つ作成
・裏向きのカードを開発+開発+開発
くらいの振りきれ方。

またの名をエクストリームゴキブリポーカー!

うっかり罠を踏んだランナーを殺し、ランを躊躇した隙に付け込んで計画書を得点しに行きましょう。
アイスは、他のデッキタイプと比べると、ごく少量。
殺意の高いセントリー属性のものと、中央サーバーを守る為の軽いバリアを最低限用意しましょう。

コンボ(Combo)

英語の拡張セットを買ってきて、Jackson Howardの写真を添付して、僕(@AyabaneK)にツイッターで話しかけましょう!



さて、どんなデッキタイプにするかが決まれば、まずは計画書を準備しましょう。

・・・といっても、コアセットには計画書の選択肢がありませんね!

ファストアドバンスしたい人は3点の計画書を少な目に、それ以外の人は、デッキに入れる計画書の枚数が少なくなるように枚数を調整するのがいいのではないでしょうか?

デッキのうち10~12枚が決まりましたね!

次はアイスです。

アイスは、セントリー、バリア、コードゲートをそれぞれ採用しておきましょう。
守るならバリア、殺すならセントリーを気持大目に。

肝心の枚数の決め方は、いろいろとありますが、今回は比較的簡単な求め方を紹介。

まず、ゲームの最後に、中央サーバーと遠隔サーバーにどんな風にアイスがインストールされてるといいかなーと、理想の盤面を作ってみます。
一番固いサーバーは、3~4枚のアイスで守る感じでしょうか?

例えば、標準的なデッキなら、

アーカイブス・・・1枚
R&D・・・2枚
HQ・・・3枚
遠隔サーバーA・・・2枚
遠隔サーバーB・・・1枚

とかですかね?(合計9枚ですね)

そして、その合計枚数を倍にします。
例の場合だと、18枚ということになりますね。


なんで倍にするかといえば、デッキには計画書が20~21点分入っています。
単純な期待値として、デッキの約半分で計画書が10点分出てくるわけですね。
どちらかが7点取ればゲームが決まるので、まぁ、デッキの半分を引いた時には、理想の盤面が出来ていてほしいよねってことです。



ちなみに、理想の盤面の加減がわからない人向けに追加の情報をお渡ししておくと、
比較的アイスが多めのデッキは、大体20枚強、
少な目のデッキは15枚弱のアイスがデッキに入っている感じです。


さて、計画書とアイスの枚数が決まれば、あとは収入源の確保ですね。

ぶっちゃけ、デッキの余ってる枠を全部収入源に変えてもいいのですが、デッキによってはそうもいきません。
僕が言えるのは一つだけです。
お金を生むカードは最低でも10枚以上欲しい。

いくらコンボパーツが多いからって、お金を生むカードを10枚以下にしたら経営がショートしますw
アイスの枚数に自信があるなら、資源のカードを、そうでないなら任務のカードを中心にお金を稼ぎましょう。


このお金の枚数と合わせて、デッキタイプごとに必要としているカードの枚数を調節しましょう。
影響度が余っているなら、とりあえず待ち伏せ系のカード(例えば、《ジューンバグ計画/Project Junebug》)や《罠!/Snare !》を少量デッキに入れておくと、プレイングに幅が出せますよ。


こんな感じで計画書・アイス・お金・その他のカードを選んで、デッキの49枚を厳選してやればデッキ構築は終了です!




「・・・コーポのデッキは45枚が下限なのに、49枚デッキ?」と疑問に思った人は鋭いですね。
ネットランナーのコーポデッキは、一般的に下限+4枚で構成されます。

なぜかといえば、計画書を引きすぎるのを回避するためだったり、ランナーに計画書にアクセスされる確率を減らすためだったりします。
+4枚なのは、計画書の必要量がギリギリ増えないラインでリスクの軽減を狙っているわけですね。


さて、基本的な考え方はこんな感じです!
実際にコーポのカードを眺めながら、最強のコーポデッキを考えてみてください!


CU!

[Netrunner][ネットランナー]ランナーのデッキを組もう

はろはろ!
ニュービーランナーのみんな!

週末は楽しくランできましたか?


そろそろ、来週くらいから構築したデッキを持ち寄って対戦・・・みたいなことを考えてる人も多いのではないでしょうか?

そんな人のために、今日はランナーデッキの組み方を説明します。


基本的なデッキ構築のルールはコアセットに付属のルールブックを参照してね。


基本的に、ランナーのデッキは、コーポのデッキを構築するよりも簡単です。


まず、どこからコーポの計画書を盗み出すか考えましょう。

これには3つの選択肢があります。
R&DHQ、そして遠隔サーバーです。

これは個人的な感覚ですが、

R&Dは、前のめりな人向け、
HQは、狡猾な人向け、
遠隔サーバーは、読み合いのうまい人向け

・・・と勝手に思っています。

ちなみに、IDで区別するなら、アナークはR&D、クリミナルはHQを攻めるのが得意で、シェイパーは割とどこでもいけるかなと思っています。


大体のデッキは、この3つの選択肢のうち1つをメインの攻撃目標に据えて、もう一つをプランB・・・万が一の時の攻撃目標に据えていることが多いです。

そして残ったひとつは・・・まぁ機会があれば攻めるかも、くらいの感覚です。

重要なのは、1番目の攻撃目標と2番目の攻撃目標です。

例えば、R&DとHQなら、コーポの計画書の得点速度と、ノーガードで殴り合いをするデッキになりますし、
HQと遠隔サーバーの組み合わせなら、コーポが計画書のインストールを渋って手札に貯め込んだ隙を狙う、いわば相手を嬲り殺すデッキになります(

さて、攻撃目標が決まったら、その攻撃プランに最適なカードをまずはデッキに入れましょう。
(他のカードゲームでいうところのフィニッシャーに近い役割のカードですね)

具体的には、
R&D・・・《メディウム/Medium》などの追加アクセスのカード
HQ・・・《口座の吸い上げ/Account Siphon》や《スニークドアβ/Sneakdoor Beta》などの継続的なHQへのランを支援してくれるカード
遠隔サーバー・・・緊急のランをしやすくなる《内部犯行/Inside Job》《刺激剤ハック/Stimhack》や、《侵入/Infiltration》のような開示で罠を避けるカード

みたいな感じですかね?


ゲームの決め方が決まったら、デッキの土台になる部分を作っていきましょう。
通常、ランナーのデッキは以下のような骨組みが存在しています。

・アイスブレーカー (3種)・・・各1~2枚
・AIのアイスブレーカー・・・0~2枚
・クレジット源・・・デッキの1/3くらい

あとはデッキ下限の45枚でできるだけ構築するようにして、余った部分に先ほどの攻撃プランに合わせたカードと、有れば便利だなぁ的なカードを入れてデッキのスペースを埋めてしまいましょう。

特に、ドローやサーチ系のカードは入れておいても損はありません。
ランナーはアイスブレーカーを引いてこないとゲームにならないのがネットランナーですからね!

また、最終的にメモリをどれだけ使うのかも考えておきましょう。
例えば、《マグヌムオプス/Magnum Opus》みたいなカードは、強力ですが、2MUも占有してしまいますから、アイスブレイカーを揃えることもできなくなってしまいますよね?

最初は、大体デッキの半分を引いたくらいで、MUがきっちり確保できるようにメモリ用のカードを用意しておくのがいいかなと思います。
(つまり、追加で必要なMUの2倍のMUを確保できるようにカードを用意する感じですね!)

コーポの超強力カードの《焦土/Scorched Earth》に対抗するためのカードとして、《隠れ家/Crash Space》なんかを入れておくのもいいですね。

ランナーのデッキではコンボコンボしたものは作れないので、安全なランができるように堅実なデッキを組むようにするといいかなと思います。

以上が自分流のランナーデッキの組み方の概要ですが、参考になれば何よりです。
次回はもっと面倒なコーポのデッキ構築の話の予定


(この記事は、以前公開されていたみらこーさんの日本語訳シールのカード名にしたがって記載されています。
日本語版カードリストをだれか作ってください。おねがいします)