2016年3月2日水曜日

[Netrunner][ネットランナー]コーポのデッキの組み方編

予告通り、今回はコーポデッキの組み方編だよ!

コーポのデッキは結構繊細だから、苦戦している人も多いのでは?

コーポデッキは各種カードのバランスが重要ですから、最初は戸惑うかもしれませんが、
一旦枚数の感覚をつかんでしまえば、割と簡単にデッキが組めちゃいます。

最終的なカードの枚数比なんかは自分のプレイスタイルに合わせて調節するとして、
ここでは、僕の考えるベーシックなデッキの組み方を紹介します。




Q:そのデッキ、どうやって勝つの?


どんなゲームでもそうですが、どんな勝ち方をするデッキを組みたいのか、をはっきりさせておくことは重要です。
特にコーポのデッキは、4種類(或いは5種類)のデッキタイプがあるといわれています。

というわけで、あなたはどんなデッキが組みたいですか?





さて、謎のフローチャートの終着点は、標準的なデッキタイプになっています。

以下で、デッキタイプの解説をしましょう!

(英語のテキストサイトを参照する人用に、英語表記もしておきました)



グラシアス(Glacier)

直訳すれば、氷河デッキというのですが、
これは、アイスをいっぱい配置することから来ています。

重たいアイスで厳重なサーバーを作って、高得点の計画書を開発するタイプのデッキです。
デッキの主要な要素は、アイス!金!計画書!

ファストアドバンス(Fast Advance)

計画書のインストールからスコアまでを1ターンの間に終わらせる、いわば速攻デッキです。
FAなんて略されてることもあります。

どのカードが該当するとかはあえて言いませんが、
例えば、計画書の開発要件を下げたりクリックを増やしたり、はたまた、計画書の効果でクリックを消費せずに開発を進めたり・・・。
開発をサポートするカードを多めに入れて、簡単に開発できる計画書を中心に得点化していきます。
上のグラシアスと比べると、遠隔サーバーの守りを強固にする必要がないため、アイスの枚数が少なめでも大丈夫です。

フラットライン(Flatline)

みんな大好き、《焦土/Scorched Earth》を2連打して勝つデッキです。

え?《焦土/Scorched Earth》の効果をご存じない?

そんな方は、手元にタグを用意してからウェイランドのカードを調べてみましょう。

必要なカードは、タグをつける方法と、金と《焦土/Scorched Earth》。
後は最低限手札に引き込んだ計画書を得点化できるように、アイスを気持ち多めに入れたり、上記のファストアドバンスと組み合わせたり。

ランナーを突然死させることができるので、大人気のデッキです(

シェルゲーム(Shell Game)

計画書のように開発できる待ち伏せ属性の資財や、《罠!/Snare !》を駆使して、大量の遠隔サーバーを作ってランナーを翻弄するデッキタイプです。
各コーポの待ち伏せカードをかき集めてきましょう!

基本的なターンの動きは、
・新規遠隔サーバーを作って開発+開発
・新規遠隔サーバーを3つ作成
・裏向きのカードを開発+開発+開発
くらいの振りきれ方。

またの名をエクストリームゴキブリポーカー!

うっかり罠を踏んだランナーを殺し、ランを躊躇した隙に付け込んで計画書を得点しに行きましょう。
アイスは、他のデッキタイプと比べると、ごく少量。
殺意の高いセントリー属性のものと、中央サーバーを守る為の軽いバリアを最低限用意しましょう。

コンボ(Combo)

英語の拡張セットを買ってきて、Jackson Howardの写真を添付して、僕(@AyabaneK)にツイッターで話しかけましょう!



さて、どんなデッキタイプにするかが決まれば、まずは計画書を準備しましょう。

・・・といっても、コアセットには計画書の選択肢がありませんね!

ファストアドバンスしたい人は3点の計画書を少な目に、それ以外の人は、デッキに入れる計画書の枚数が少なくなるように枚数を調整するのがいいのではないでしょうか?

デッキのうち10~12枚が決まりましたね!

次はアイスです。

アイスは、セントリー、バリア、コードゲートをそれぞれ採用しておきましょう。
守るならバリア、殺すならセントリーを気持大目に。

肝心の枚数の決め方は、いろいろとありますが、今回は比較的簡単な求め方を紹介。

まず、ゲームの最後に、中央サーバーと遠隔サーバーにどんな風にアイスがインストールされてるといいかなーと、理想の盤面を作ってみます。
一番固いサーバーは、3~4枚のアイスで守る感じでしょうか?

例えば、標準的なデッキなら、

アーカイブス・・・1枚
R&D・・・2枚
HQ・・・3枚
遠隔サーバーA・・・2枚
遠隔サーバーB・・・1枚

とかですかね?(合計9枚ですね)

そして、その合計枚数を倍にします。
例の場合だと、18枚ということになりますね。


なんで倍にするかといえば、デッキには計画書が20~21点分入っています。
単純な期待値として、デッキの約半分で計画書が10点分出てくるわけですね。
どちらかが7点取ればゲームが決まるので、まぁ、デッキの半分を引いた時には、理想の盤面が出来ていてほしいよねってことです。



ちなみに、理想の盤面の加減がわからない人向けに追加の情報をお渡ししておくと、
比較的アイスが多めのデッキは、大体20枚強、
少な目のデッキは15枚弱のアイスがデッキに入っている感じです。


さて、計画書とアイスの枚数が決まれば、あとは収入源の確保ですね。

ぶっちゃけ、デッキの余ってる枠を全部収入源に変えてもいいのですが、デッキによってはそうもいきません。
僕が言えるのは一つだけです。
お金を生むカードは最低でも10枚以上欲しい。

いくらコンボパーツが多いからって、お金を生むカードを10枚以下にしたら経営がショートしますw
アイスの枚数に自信があるなら、資源のカードを、そうでないなら任務のカードを中心にお金を稼ぎましょう。


このお金の枚数と合わせて、デッキタイプごとに必要としているカードの枚数を調節しましょう。
影響度が余っているなら、とりあえず待ち伏せ系のカード(例えば、《ジューンバグ計画/Project Junebug》)や《罠!/Snare !》を少量デッキに入れておくと、プレイングに幅が出せますよ。


こんな感じで計画書・アイス・お金・その他のカードを選んで、デッキの49枚を厳選してやればデッキ構築は終了です!




「・・・コーポのデッキは45枚が下限なのに、49枚デッキ?」と疑問に思った人は鋭いですね。
ネットランナーのコーポデッキは、一般的に下限+4枚で構成されます。

なぜかといえば、計画書を引きすぎるのを回避するためだったり、ランナーに計画書にアクセスされる確率を減らすためだったりします。
+4枚なのは、計画書の必要量がギリギリ増えないラインでリスクの軽減を狙っているわけですね。


さて、基本的な考え方はこんな感じです!
実際にコーポのカードを眺めながら、最強のコーポデッキを考えてみてください!


CU!

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